FIGHTER
世界の名機
GALLERY 001
 
 
F-22 Raptor

 21世紀を目指すアメリカの次期戦術戦闘機。従来の戦闘機とは一線を画す存在で、高い機動性に超音速巡航が可能で、ステルス性も高いという脅威の性能を誇る。ステルス性のため、直線で構成された奇妙なフォルムを持つ。武装もステルス性のためウエポン・ベイに収納され、赤外線放射対策も施されている。軽量化と空力過熱、ステルス性などのため、複合材を多用している。

 

F-117 Night Hawk

 本機は世界で初めて実用化されたレーダー電波に写らないステルス戦闘機。しかし戦闘機といっても、対戦闘機装備は有さず、空中機動力も悪く実質は攻撃機である。ステルス性の追及のため、機体外形はそれまでの飛行機からは想像もできない奇抜なものとなっている。胴体は三角形の平面板、主翼、尾翼も長方形とV字形の組み合わせで構成されている。

 

Su-37 Super Flanker

 Su-27の発展型で、輸出をねらって開発された万能戦闘機。最大の特徴は機体前部に追加されたカナードとエンジンの推力変更ノズルで、これまでの戦闘機と隔絶した機動性発揮が可能となった。レーダー、火器管制装置には空対空、空対地に優れた能力を発揮する新型を搭載、コクピットもグラスコクピット化されることになっており、現在世界最強の戦闘機といえる。

 

S-37 Berkut

 ロシアで密かに開発されたスリー・サーフィス(三翼面)形状の新試作戦闘機。最大の特徴である前進翼から発生する機動性は、世界最強の格闘戦能力を持つ。

 

F-14 Tomcat

 アメリカ海軍の空母搭載防空戦闘機。空母機動部隊に対する多数目標からの攻撃に対処するため、極めて高い能力を持つレーダー、火器管制装置を搭載する。射程100kmにも達するフェニックスミサイルでの同時多目標攻撃が可能である。さらに空母での離着陸能力を高めるため採用された可変後退翼を、空中機動中に作動させることで、空戦能力も非常に優れている。80年代世界最強を誇っていたが、現在では退役が進んでいる。

 

F/A-18 Hornet

 アメリカ海軍、海兵隊の主力機で、戦闘、攻撃両任務に使用可能な万能戦闘攻撃機。空軍軽量戦闘機計画に応募されたF-17を原型に改良発展された。緩い後退翼に長い前縁ストレーキを持つ機体デザインは、優れた機動性の発揮を可能にしている。

 

YF-23 Black Widow II

 アメリカ空軍の次期戦術戦闘機でF-22の競争相手となった機体。F-22に比べて斬新で革新的なデザインが採用されていた。機体外形はかなり平べったく、主翼は両翼端がすぼまった菱形をしていた。尾翼は水平尾翼と垂直尾翼を兼ねた三角形のものが、斜めに取り付けられていた。空軍戦闘機としては敗北したが、現在海軍戦闘機として復活の道を探っている。

 

B-2 Spirit

 B-1の後継として作られた戦略爆撃機。F-117同様レーダー電波に写らないステルス技術を取り入れたステルス爆撃機だ。ステルス性に有利な全翼形状を採用しているが、コンピューター解析などの技術が進んだため、F-117ほど奇抜な形状はしていない。武装は胴体内ランチャーに核ミサイルまたは核爆弾、通常爆弾を搭載する。開発費高騰で生産計画は縮小された。

 

A-10 Thunderbolt

 地上部隊を直接支援する、特殊な対地攻撃機。細長く直線で構成された胴体に翼厚のある直線翼、胴体後部左右に巨大なボッド式エンジンを装備し、特異な外形をしている。地上からの攻撃に備えて頑丈に作られ、コクピット回りは装甲板で覆われている。攻撃力も強大で、30mmガトリング砲を装備、爆弾や対地ミサイルの塔載量は最大8tもある。湾岸戦争で凄まじい攻撃力を発揮した。

 

B-1 Lancer

 B-52の後継として作られたアメリカ軍の超音速戦略爆撃機。最大の特徴は可変後退翼でステルス性も考慮されている。ジェットエンジンを4基搭載し、武装には通常爆弾、巡航ミサイル、空中発射核ミサイルなどがある。一度は国防費削減のため開発が中止されたが、B-1Bとして復活した。