| UTILITY HELICOPTER |
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| WEAPONS MANUAL 005 |
UH-1 イロコイ 兵員輸送ヘリ [米、イ、日、小、欧]
ベルUH-1はアメリカで開発された小型汎用ヘリコプターで、この種のヘリの西側でのベストセラーである。59年にHU-1Aが完成、以来HU-1B、命名法が変わりUH-1D、UH-1Hと発展改良が続けられている。兵員12名を搭載でき、小規模ヘリボーン作戦などに使用される。輸送ヘリとしてだけでなく、捜索・救難ヘリとしても有効に活用される。
UH-60 ブラックホーク 兵員輸送ヘリ [米、日]
アメリカ陸軍の新型汎用ヘリコプター。兵員輸送、支援、補給などの多目的任務の遂行が可能。軽量化と耐弾性を高めるため、ローターや機体各部に複合材が多用されている。乗員3名兵員11名の輸送が可能で、胴体左右にパイロンを装着すれば、攻撃ヘリとして使用することもできる。パイロンには増加燃料タンクも装備でき、航続力を延伸可能である。
Sピューマ 兵員輸送ヘリ [欧、輸]
ピューマをもとに開発されたフランスの大型ヘリ。ピューマの機体構造に高出力のエンジンを搭載して新しく作られたメインローターを装備した機体である。この機体は軍用と民間用があり各国に多く輸出されている。
Mi-8 ヒップ 兵員輸送ヘリ [露、東、輸]
旧ソ連が開発し、1961年に公開された双発輸送ヘリ。Mi-6で得られた技術を、この機体にも応用しており、外形もMi-6を小さくしたようなデザインになっている。機体の両脇にロケット弾や対戦車ミサイルを搭載することもできる。
Mi-17 ヒップH 兵員輸送ヘリ [露、東、輸]
Mi-8を発展させたロシア軍の汎用ヘリ。エンジンが強化され、巡航速度、上昇能力、ホバリング高度などが改善された。キャビンに兵員20名程度を輸送可能である。軍用型はヒップHと呼ばれる戦術侵攻輸送型で、アフガニスタンなどで実戦使用された。胴体側面に3連の武装キャリアが取り付けられ、主として対地制圧用のロケット弾を携行する。
輸送リンクス AH.1 兵員輸送ヘリ [英]
イギリスとフランスが共同開発した中型の多用途ヘリコプター。エンジンは双発、テールブームに後部ローターを装備した通常形式のヘリコプターである。汎用型はスキッド式の降着装置を装備している。戦術輸送型では兵員10名が搭乗可能。発達型も生産、開発が続けられており、エンジン、トランスミッションを強化し、搭載能力が増強された。
CH-47 チヌーク 重輸送ヘリ [米]
アメリカ軍の大型輸送ヘリコプター。原型は1961年に初飛行した。前後ローターのタンデムローター方式を採用。キャビンは荷物が搭載しやすい円筒形の大型キャビンを備える。エンジンは双発をボッド式に胴体後部左右に装備している。発達型の開発が続けられ、飛行・搭載能力が増強され、最新型では兵員で33〜59名、車輌や貨物で機内10t、機外9tを搭載可能。
MV-22 オスプレイ 兵員輸送ヘリ [米]
アメリカ軍の先進空輸機として開発が始められた機体。一時は機体価格の高騰のため、開発中止となったが議会の圧力により再開された。この機体の特徴は、エンジン部分を水平から垂直へと可動させる事のできるティルトローター機であることで、これにより垂直離着陸能力と航続距離とスピードの増加を実現している。
SH-60 シーホーク 対潜ヘリ [米]
汎用ヘリUH-60の派生型で、アメリカ海軍の多目的軽航空機システム向けに製作された。対潜水艦作戦、艦船捜索を主任務、救難、輸送、補給を副任務とする多用途ヘリ。ESM電波探知装置、MAD磁気探知装置、ソノブイ発射装置、魚雷装着用パイロン、データリンクなどを搭載している。機体自体も艦船への搭載と水上での運用のため、改良が施されている。
SH-60J 対潜ヘリ [日]
海上自衛隊が採用した新型対潜ヘリコプター。原型はアメリカ海軍のSH-60Bシーホークである。これに海上自衛隊独自の運用構想を取り入れた国産の新対潜システムを搭載している。追加された機能は情報データを自動的に処理する戦術情報処理装置、艦艇との間で情報を交換するデータリンク、自動操縦装置などである。
Ka-27 へリックス 対潜ヘリ [露、東]
特徴的な二重反転ローターを持つ旧ソ連の中型対潜ヘリコプター。1980年代に実用化された最新型で前作のKa-25ホーモンより、速度が速く、航続力も向上している。ずんぐりした胴体内部、周辺に捜索レーダー、ソナー、ソノブイ、MADなど各種対潜対水上用機材を搭載。また胴体下面のウエポンベイに魚雷を搭載できる。複合材やチタン合金を使い、軽量化を計っている。
シーリンクス 対潜ヘリ [イ、小、輸、欧]
リンクスのバリエーションで、イギリス、フランス海軍のフリゲート搭載用対潜型ヘリコプター。動揺の激しい艦船にハードな着陸をしなければならないため、降着装置が複列首輪と緩衝装置付き首輪に変更されている。各種潜水艦探知機材を搭載する他、対潜魚雷か対艦ミサイルの搭載も可能である。現在性能向上型のスーパーリンクスが就役中。
シーキング HAS.5 対潜ヘリ [英]
世界的なベストセラーとなった、アメリカ海軍の中型対潜ヘリ。イギリスウエストランド社でもライセンス生産が行なわれ、イギリス海軍が採用したのは対潜型、救難型、コマンド支援型など。イギリスでは、HAS.5、HAS.6、HC.4などと呼ばれる。1984年には独自にレーダーを搭載した早期警戒ヘリコプターも製作されている。